洗濯機緊急止水弁が作動!正しい戻し方と安心対策
            
      
    洗濯機を使おうとしたら突然水が出ない、あるいは水漏れしたと思ったら給水が止まっている。そんな時、洗濯機専用水栓に備わっている「緊急止水弁」が作動している可能性が高いでしょう。この緊急止水弁は、万が一給水ホースが外れたり破損したりした場合に、自動で水の供給をストップし、水漏れによる被害を最小限に抑えるための非常に重要な安全機能です。作動した止水弁を元の状態に戻す方法は、機種によって多少の違いはありますが、基本的な手順を理解しておけばご自身で対応できることがほとんどです。 まず、緊急止水弁が作動したということは、何らかの異常があったサインです。慌てて弁を戻す前に、必ず給水ホースが蛇口にしっかりと接続されているか、ホースに亀裂や破損がないかを確認しましょう。もしホースが外れている場合は、水浸しになるのを防ぐためにも、先に水道の元栓を閉めるなどの応急処置をとることが重要です。ホースの接続を確認したら、緊急止水弁を元の状態に戻す作業に入ります。 一般的に、緊急止水弁が作動すると、蛇口の吐水口付近にある赤いボタンやレバーが飛び出している状態になります。これを元の位置までしっかりと押し込むことで、弁が解除され、再び水が流れるようになります。機種によっては、レバーを90度ひねるタイプや、本体のつまみを回すタイプもありますので、取扱説明書を確認すると確実です。弁を戻したら、ゆっくりと蛇口を開け、水漏れがないか、そして洗濯機に水が正常に供給されるかを確認しましょう。もし水漏れが見られる場合は、弁の戻し方が不十分か、あるいはホースの接続に問題がある可能性が考えられます。